ゲーム業界とAWS Game Techを学ぶ「Getting Started with AWS Game Tech」を受講してみた
こんにちは、soraです。
今回は、AWS Skill Builderで無料公開されている「Getting Started with AWS Game Tech(Japanese)」を受講してみたため、紹介したいと思います。
AWS Skill Builderでは、無料で利用できるものも多く、AWSを学習したい方にはおすすめです。
今回のコースも無料で利用できるため、興味があれば利用してみてください。
AWS Skill Builderの詳細については公式サイトをご参照ください。
コースの概要
ゲーム開発者をサポートする様々なAWS Game Techソリューションについて学ぶことができます。
コースの所要時間は、90分の文章形式です。
ゲーム業界の現状や抱えている課題についても最初に説明されているため、ゲーム業界未経験の方でも学びやすいと思います。
以下がコースの概要です。
- ゲーム開発チームとロール
- ゲーム開発チームとロール
- ゲーム開発フェーズ
- ゲームジャンル
- ゲーム業界
- Game Tech の進化
- ゲーム業界への影響と課題
- ソリューションとしての AWS Game Tech
- AWSのご紹介
- マネージド型ソリューションとアンマネージド型ソリューション
- AWS Game Tech ソリューションの説明
- コンピューティング
- データベース
- 分析
- 機械学習
- ソリューションの統合
必要な前提知識
AWSに関する基礎知識を持っていることが推奨されています。
とはいえ、EC2やS3なども説明されているため、基礎知識があまりなくても問題ないかと思います。
コースの各章の紹介
コースの詳細な内容は記載できないため、どういったことが学べるのかを一部紹介します。
詳細に学びたい方は実際に受講してみてください。
業界の現状
ゲーム開発の担当者の役割やゲームの開発工程、ゲームジャンルについて説明されています。
ゲーム開発の担当者や役割の部分は、ゲーム業界未経験者であれば役に立つ内容だと思います。
シングルプレイヤー・ターンベース/非同期・リアルタイム/セッションベース・共有インスタンス/パーシステントワールドとジャンル分けして、各ジャンルのゲームを実現するために、AWSのどのサービスが使われるのかが説明されています。
ゲーム業界
ゲームを実現するためのテクノロジーについて、現在に至るまでどのように変化してきたのかが紹介されています。
過去から現在までのアーキテクチャーの変化を知ることができます。
ソリューションとしての AWS Game Tech
ゲームとテクノロジーを掛け合わせたGame Techとはどういったものなのか、AWS Game Techでは何が実現できてどういったメリットがあるのかが説明されています。
AWS Game Tech ソリューションの説明
AWS Game Tech で使われるサービスについて、4つのソリューションに分けて説明されています。
- コンピューティング
- データベース
- ストレージ・分析
- AI・ML
説明の中にサービスの活用例も記載されており、各サービスの理解がしやすいです。
ML(機械学習)については、ML・AI(人工知能)・DL(深層学習)とはどういったもので、何が違うのかといった定義の部分も説明されています。
AIソリューションやMLソリューションは、ゲームを実現する上ではプラスアルファの要素であることが多かったり、分析が疎かであっても動くものは作れるため導入を後回しにされがちです。
しかしながら知っておくべきことのため、ここで概要だけでも学べるのは良いと感じました。
最後に
今回は、AWS Skill Builderで無料公開されている「Getting Started with AWS Game Tech(Japanese)」を受講してみて、コースの紹介や学べたことを記載しました。
ゲーム業界に興味がある方やゲームの基盤としてクラウドを導入したい方には、おすすめできるコースだと考えます。